MESSAGE
MUSASHI CUPを開催するにあたって〜
私は、サッカー選手として多くの皆様と繋がれる場所をつくる事はもちろんですが、
一人の人間としても社会に貢献できる事はないかと思い、今回のイベントを企画しました。
お世話になっている北海道をもっと盛り上げたいという想いと、
『笑顔でサッカーを純粋に楽しめる世界』を、私と同じ境遇にいる人や子どもたちの力になりたいとも考えました。
差別やいじめに苦しむ子どもたちはたくさんいます。
そういったネガティブな報道も大切かもしれませんが、活動を通じて、ポシティブな話題がたくさん溢れる世の中にしていきたい。1人でも多くの子どもたちがサッカーをもっと好きになり、明日への活力、そして、未来に向かってなにかきっかけを掴める場所にできればと思います。
大会開催にあたり、ご尽力いただきました関係者、保護者の皆様、そして、集まってくれた子どもたちに心より感謝申し上げます。
鈴木武蔵
「文武両道、かつ人に優しい」武蔵選手に感謝!」
鈴木武蔵さんは、400年ほど前に活躍した「宮本武蔵」のように強く、かつ五輪書を記したように物を深く考える人にとのお母さんの願いからと思っております。
今日、開催の「武蔵カップ」は、まさに「文武両道、かつ人に優しい」武蔵選手を身近に感じつつサッカーを楽しんでほしいです。
武蔵選手がお母さんから受け継いだ、人を思いやる優しい心根は、子供も大人も、私たちの全のひとが日々に生きる具体的な指針といえます。
北海道サッカー協会は、全ての子供たちがサッカーを通して、「文武両道、かつ人に優しい」武蔵選手のような人になってほしいと願っております。
公益財団法人北海道サッカー協会会長 鈴木重男
スポーツを通じて共に!
ある日突然、武蔵選手が私の職場に来ました。まさか本人が直接来るとは思わなかったので少しビックリしましたが用件を聞くと「サッカー教室出来ませんか」と言う事でした。
私どもが全道各地で行っているチャレンジ教室と言う形態であれば可能と考え「やりましょう!」と返答しました。
武蔵選手から返ってきた言葉が「本当ですか?」、こちらも戸惑いましたが、「もちろんです」と答え教室を開催することとなりました。 このような突然の出会いから開催が決定し、早速準備に入りましたが、先ずは開催場所の確保でした。札幌市内の競技場を当たってみたが何処も空いてない。困って相談したのが以前から協力いただいている北海道サッカー協会、「28日であれば空いている」との回答で開催の準備が一気に進み本日を迎えました。
武蔵選手の思いから始まった企画です。日本を代表するトップアスリートの皆さんとの交流を楽しんで下さい。
スポーツは身体だけで無く心も成長させる素晴らしいものです。
スポーツを通じて心身を育み、夢に向かって進んで下さい。私達はこれからも皆さんを応援します。
北海道オール・オリンピアンズ 事務局長
サラエボオリンピック スピードスケート日本代表
鈴木 靖